福島「大内宿雪まつり」と栃木「湯西川かまくら祭」を一度に楽しむ方法

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2019/11/28

福島県の「大内宿雪まつり」と栃木県の「湯西川温泉かまくら祭」は、雪が深い時期だけ楽しむことができる、まさに冬ならではのお祭りです。幻想的で美しいその白銀世界は、見る人すべてを魅了しています。

実はこのふたつのお祭りですが、タイミングを調節すれば同時期に一気に見に行くことができるのです。早速、ふたつのお祭りの魅力と日程、同時期にまとめて楽しむ方法をご紹介します。

歴史ある町並みが白銀に染まる「第34回大内宿雪まつり」/福島県

冬の大内宿(image by:福島県観光復興推進委員会

福島県南会津郡に位置する「大内宿」は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、毎年2月の第2土曜、日曜に「大内宿雪まつり」が開催されます。例年通りであれば、第34回となる2020年度の開催は2月8日(土)、9日(日)です。

大内宿雪まつりの様子(image by:福島県観光復興推進委員会

二日間に渡る大内宿雪まつりは、宿場内に雪灯籠が建てられ、初日の夕方からは「御神火戴火(ごじんかさいか)」が行われます。「御神火戴火」は、高倉神社から御神火をいただいた下帯姿の男衆が極寒の中、松明を掲げて宿場内にある雪灯籠に、ひとつひとつ火を入れてまわる行事です。

白銀の世界が揺らめく炎でより神秘的・幻想的に演出され、勇壮な男衆の姿を見ているだけでもその熱気を感じることができます。また御神火が雪灯籠に灯った後は、花火が打ち上げられます。

そのほかにも、そば食い競争や時代風俗仮装大会などのイベントなど数多く行われ、素朴ながらもゆっくり楽しめるお祭りです。

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